元東京地検特捜部副部長である弁護士の若狭勝氏が3月22日にフジテレビの情報番組「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演し、21日に東京都豊島区東池袋2丁目のマンションで発生した強盗事件について言及しました。
マンションの9階の一室に複数の男たちが押し入り、部屋にいた中国籍の男女を結束バンドで縛り、現金100万円を含む財物を奪って逃走しました。警視庁池袋署によれば、押し入った男のうち1人が、被害者の男性ともみ合いになった際に首を負傷し、搬送された病院で死亡しました。被害者の男性も軽いケガを負いましたが、女性にはケガはありませんでした。他の数人の犯人は逃走中で、警察は強盗致傷容疑で捜査を続けています。事件当時、部屋には会社社長の40代男性と従業員の30代女性がいました。
若狭氏は、「強盗の手口が一段と悪質化しているようだ」と指摘しました。また、「被害者が犯人の男1人を刺殺した場合、被害者が殺人罪に問われるかどうかという問題があるが、刑法の正当防衛だけでなく、盗犯や強盗などに関しては、刺し殺しても罪に問われない特別な法律が存在する。ただし、危険であるため注意が必要だ」と説明しました。
ネットでは
「大変参考になりました」
「強盗と窃盗には反撃能力を身に付けます」
「あおり運転犯に適応されませんか?」
「盗犯等の防止及び処分に関する法律の第1条、正当防衛の特則の規定により罪とはなりません。」
「これがわかって加害者側がさらに凶悪化する恐れもあるがある程度の抑止力になるかも知れないね」
「盗犯と強盗の場合、過剰防衛にならんと言う事か・・・ 自衛の為には、銃刀法違反にならない範囲で武装すべきなのかね・・・」
「いつもは悪人の味方、ズルい奴の味方な弁護士さんだけど、たまには良いこと言うね。とても勉強になりました。」
などのコメントが寄せられました。
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